『バレエダブルビル』

• 島添亮子 / シンデレラ（シンデレラ・スウィート）（小林紀子バレエ・シアター　プリンシパル）
　

4歳よりバレエを始める。’99年小林紀子バレエ・シアターに正団員として入団。’01年マクミラン振付『ソリテイル』の少女役に抜擢され舞踊批評家協会新人賞受賞。’02年ディーン版『ジゼル』で主演しプリンシパルに昇格。以後アシュトン振付『レ・ランデヴー』、『二羽の鳩』、コボー版『ラ・シルフィード』等で主演、またマクミラン振付『The Invitation』、『コンチェルト』、『眠れる森の美女』、『マノン』、『アナスタシア』、『Winter Dreams』、『グローリア』、『La Fin du Jour』、『ザ・フォーシーズンズ』等、日本初演を含む作品で主演し、古典のみならずマクミランスタイルを体現するアーティストとしてファイナンシャル・タイムズ紙等、国内外から多くの称賛を受けている。また、’00年新国立劇場登録ダンサー・ソリストとしても活躍するほか、（公社）日本バレエ協会公演等で数多く主演。’07年中川鋭之助賞、’09年橘秋子賞優秀賞、’12年服部智恵子賞受賞。’20年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

• 厚地康雄 / 王子（シンデレラ・スウィート）
　

栃木県出身。石原千代に師事。2003年NBAバレエコンクールにて審査員長特別賞を受賞。同年、英国ロイヤルバレエスクールに留学。在学中にバーミンガムロイヤルバレエ団（BRB）監督のデービッド・ビントレーの目に留まり、2006年2月に卒業を待たずにBRBに入団した。同年7月、ロイヤルバレエスクール卒業公演にゲストとして招かれ、オペラハウスでアシュトン『誕生日の贈り物』プリンシパルカップルを踊った。2011年、デービッド・ビントレーの新国立劇場バレエ団芸術監督兼任を機に、彼に勧められて同バレエ団にソリストとして移籍する。同年の『くるみ割り人形』で主役デビュー、翌年ファーストソリストに昇格。２年半の在籍中、『ジゼル』『ドン・キホーテ』『シンデレラ』『アンナ・カレーニナ』など、多数の作品で主役を務めた。2013年に、BRBにファーストアーティストとして再入団。 同年、ライト『くるみ割り人形』、ビントレー『パゴダの王子』で主役に抜擢され、翌年ソリストに昇格し、その後、ライト『白鳥の湖』、ビントレー『美女と野獣』『シンデレラ』『テンペスト』、クランコ『じゃじゃ馬ならし』をはじめ、多数の小作品でも主役を演じ、2017年にファーストソリストに昇格した。2018年、マクミラン『ロミオとジュリエット』、アシュトン『リーズの結婚』の主役を演じ、同年の日本ツアーではライト『眠れる森の美女』の王子で錦を飾り、同団初めての日本人男性プリンシパルになった。また、2013年のキエフバレエ新春ガラにて『眠れる森の美女』の王子として吉田都のパートナーに抜擢され、2013年・2019年の東京都民芸術祭では日本バレエ協会による『白鳥の湖』に王子としてゲスト出演した。長身を生かしたダイナミックな踊りと、幅広い役柄の演じ分けで高い評価を得ている。2022年に活動の拠点を日本に移す。

• 八幡顕光 / ブルーボーイ（レ・パティヌール）、道化（シンデレラ・スウィート）
　

10歳より石井清子バレエ研究所にて、石井清子、安達悦子に師事。’03年新国立劇場バレエ研修所に入所。牧阿佐美、豊川美恵子に師事。’05年新国立劇場バレエ団入団。ビントレー振付『カルミナ・ブラーナ』で神学生のソロに抜擢されデビュー。’06年ソリストに昇格。’08年ビントレー振付『アラジン』の世界初演で主役を踊る。’11年ファースト・ソリスト、’12年プリンシパルに昇格。’17年登録ダンサーに移行。現在Los Angeles Ballet Guest Principal。Los Angeles Ballet、Universal Ballet などにゲスト出演。平成1４年度文化庁新進芸術家舞踊国内研修員。第33回ニムラ舞踊賞受賞。主なレパートリーに、ビントレー振付『パゴダの王子』北の王、『ペンギン・カフェ』テキサスのカンガルーネズミ、プティ振付『コッペリア』フランツ、『こうもり』ウルリック、アシュトン振付『シンデレラ』道化、マクミラン振付『マノン』物乞いのリーダー、『ロミオとジュリエット』マキューシオなど

• 真野琴絵 / ブルーガール（レ・パティヌール）（小林紀子バレエ・シアター　ソリスト）
　

3歳よりバレエを始める。‘98年より小林紀子バレエアカデミー入学。‘03年R.A.D.ジャパン主催のインターナショナル・サマースクールにてチャコット・スカラシップ賞を受賞し、‘05年サドラーズ・ウェルズ劇場にて行われたアデリン・ジェネ国際バレエコンクールのファイナリスト。同年、小林紀子バレエ・シアターに養成員として入団。‘09年正団員に昇格。‘10年マクミラン版『眠れる森の美女』でフロリナ皇女に抜擢されソリストに昇格。『コンチェルト』の1st Movementのプリンシパル、『アナスタシア』の皇女マリア、『くるみ割り人形』の金平糖の精、雪の女王、マラトンズ、『レ・パティヌール』のブルーガール、『エリート・シンコペーションズ』のThe Golden Hours、『グローリア』の2nd Leading roll、『ソリテイル』の少女、『バレエの情景』の主役、『ザ・フォーシーズンズ』（日本初演）の春のソロパート等を踊る。

• 濱口千歩 / ブルーガール（レ・パティヌール）（小林紀子バレエ・シアター　ソリスト）
　

4歳より堀文雄クラシックバレエスタジオにて、堀文雄、堀敬枝に師事。2011年、第11まちだ全国バレエコンクール・シニアの部第2位。’12年、第2回かわさき全国バレエコンクール・シニアの部第3位。2012年より根本美香に師事。’13年、第28回ヨコハマ・コンペティション・クラシックシニアの部第2位。’14年、小林紀子バレエ・シアターに養成員として入団。‘22年、ソリストに昇格。これまでの主なレパートリーに、アシュトン振付『レ・パティヌール』のブルーガールのほか、ド・ヴァロワ振付『チェックメイト』のリーディングレッドポーンズ、小林紀子版『くるみ割り人形』のマラトンズ、ロドリゲス振付『シンデレラ・スウィート』のThe Fairy Spring（春の精）、マクミラン振付『コンチェルト』3rd Movementのプリンシパル等。

ほか、
• 冨川直樹
• 望月一真、小林紀子バレエ・シアター

演奏

• 指揮　坂本和彦
• 演奏　G・Dream21レディースオーケストラ

スタッフ

• 芸術監督　小林紀子
• 舞台監督　森岡肇（ハージャイム・ステージスタッフ）、株式会社アイエムエス
• 大道具　東宝舞台株式会社
• 照明　五十嵐正夫（シアターブレーン）
• 音響　佐藤利彦
• 衣裳チーフ　横山美樹
• バレエ・ミストレス　児玉玲子
• ミュージック・スタッフ　青木萌絵
• 制作　小林健太
• 主催　有限会社小林バレエ事務所/一般社団法人日本バレエ団連盟、公益財団法人浜松市文化振興財団
• 共催　テレビ静岡/中日新聞東海本社
• 後援　ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス・ジャパン
• 助成　文化庁文化芸術振興費補助金（舞台芸術等総合支援事業（キャラバン）） ｜独立行政法人日本芸術文化振興会

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